海外への留学を考える場合、大学生なら交換留学をするか、私費留学をするかいずれかの選択肢があります。
その二つの違いはどのような点にあるかと言うと、個人個人の目的の違いが最も大きいでしょうね。
交換の場合は在籍する日本の大学と海外の大学が提携校で、学内で希望者を募り希望者が多い場合は選抜することにより学生を選びます。
留学期間は1年程度の場合などが多く、一般にアメリカなど海外の大学で取った単位は日本でも認められます。
この場合は相互交流と友好関係の促進や語学力アップの側面が強い傾向にあります。
所属は日本の大学のままのケースが殆どで、帰ってきたら大学に復学することになります。
一方、私費の場合はどこの国のどの大学に何を学びに行くかなど自分で決める事になります。
アメリカの大学に正規入学する場合はTOEFLの合格最低点をクリアしておかないといけない大学が殆どです。
もし点数が足りなければ大学附属のESL(語学学校)を勧められたりします。
希望の大学に合格した場合、所属はその大学になり名実ともに現地の大学生の一員になります。
学部の学生の場合は学位の取得や現地での就職を目指す人も多いですね。
アメリカの大学を卒業して現地で働き出した場合、グリーンカード(永住権)を取得しアメリカで永住する人もかなりいます。
どちらを選択するかはご本人の自由ですが、ある程度目的とビジョンを持って海外の大学に行った方がいいでしょう。
Last update:2023/3/8
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